支えあう関係の恋愛は長続きする

初めてのデートでいきなり女性を手に入れたいなら、レストランの選り抜きに肝心な意味がある。手に入れたい女性がよい表情でいいと言ってくれたら、あなたを認めてくれたメッセージとおなじと認めるのが普通。

「今の時代の若者は求めれば何でも手に入れることができるから~だ」と多くの人に評される。そうはいうが、望めば何でも手に入れることができる」というのはかなりの勘違いだ。完璧な彼氏あるいは夫とか彼女あるいは妻はめったあことでは出会えない。

いかなる方法で“女らしさ”(優しさ、癒し、包容力)を相手に伝えるのかが必ず必要なことであり、それだけもいいと言える。魅力のある女であると意識させようとする気持ちに男性は心を動かされる。

「本当は浮気なんかできないくせに、強がらないでよ」などといった失礼な言葉を彼氏をこき下ろすと、本人は「じゃあお前以外の女とできてやるよ!」と心のうちで考えるようになる。

たいていは身持ちの固い女と評判の女なんてものは、タイプの男性が出現してもなんとしても輪の中に入れず、せっかくの男性との数少ない巡り合いを邪魔してやろうとするのが普通なのです。

ギブアンドテイクの関係の二人は長続きすると予想される。たいていの人は「一人だけで心理的に言えば報酬を得ている状態は嫌いだ」と思う人が少なくない。違う言葉でいえば、「恩を与えられたら相手にも返したくなる心理」が働くということである。

例えばロミオ&ジュリエットで知られる、許されざる愛が激しい理由は、快く思わない人からのでしゃばった意見が固い二人の心の結びつきをこれまで以上に掛け替えのないものにしてしまう気持ちが作用するものだからである。

たいがい頭が固い女友達は、いつでも理想的な男の人に出会っても仲間に入れてあげずに、男の人との数少ない出会いをなかったことにしてやろうとしていて当たり前。

相手に対する愛をかっこよくどうしても告白しなくてはとか、自分の熱い愛する人への想いを言葉だけで訴えなければなんて、固く考える必要はない。自分自身の体全体で表しているのが愛の告白といえる。

意中の人の後ろから突然あなたがその人の名前を呼んでみて、もしも相手が右から振り向くようなら、きっと相手は異性として見ている(恋愛の対象として可能性アリ)証拠。もしも相手が左から振り向くようなら、ヒトとしてしか見ていない(恋人候補にはなれないかも)かも。

恋をしていて夢中の人は嘘を言うのはなるべくつきたくない。けれど、誠実だからこそ嘘だって少なからず存在する。誠実であるがための小さなウソは実は大切な人を幸せにする場合が多い。

なかなか恋人ができないのは自己評価がへたくそなことが原因なのである。自己評価を高くしすぎていると越えなければならない恋愛のハードルを越えられなくしている。自己評価がうまくできている人は、恋人までの間にあるハードルを下げているという事実。

人にとって愛とは、さびしい人がさびしさを解消しようとする寄り添う気持ちであり、愛が本当の社会生活で、もうひとまわり幸福に人生を過ごすためのたったひとつの営みである。

異性を愛する気持ちが減るとオキシトシンという名前の物質が体の中で作られ、不思議なことに体が硬くなる。彼氏の手に触ってみたときに硬いと感じたら相手への愛情がなくなったしるしなのである。

たとえ結婚できなくても、同じように愛していられるのが真実の恋なんです。そのうちに別れはやってくるだろう、それがわかっていてもパートナーを好き、というのが相手への真実の愛情というもの。